会津みしらず
会津みしらず(あいづみしらず)AIZU MISHIRAZU
- 来歴
- 福島県の会津地方を中心に、古くから栽培されてきた品種である。
- 果実
- 果重は220g位で玉揃い良く、果形は扁円形、果頂部は凹んでおり外観は良好である。果肉は硬く果汁は中位であるが、甘味が多く濃厚な食味で、脱渋果の品質は優れている。種子が1〜2粒入ることがあるが、多くは無核果である。
- 熟期
- 福島県では11月上旬頃から収穫される。
- 樹性
- 樹勢は強いが開張性で、単為結果性が良く、極めて豊産性。暖地では褐斑が入りやすく、やや寒冷地に適する有望品種である。