大養
大養(だいよう)DAIYO
- 来歴
- 宮城県の大庭善雄氏が発見した偶発実生の甘柿で、宮城県・福島県でも渋みの抜けやすい品種である。
- 果実
- 果重は230〜260g位のやや大果で、果形は長宝珠形、果皮は黄橙色である。肉質はやや粗で褐斑(ゴマ状)が多く、果汁中位であるが、最高糖度18度位と甘味が強く“うまい”品種である。
- 熟期
- 晩生種で、福島市では11月上旬〜中旬頃に収穫できる。
- 樹性
- 樹勢は強健で、単為結果性が強く、生産力も高いが、種子が4粒以上入らないと渋味が残るので、授粉樹の混植が必要である。