ナポレオン
ナポレオンNAPOLEON
- 来歴
- 18世紀の初め頃からヨーロッパ諸国で栽培されていた古い品種で、日本には明治5年に導入されたと言われる。
- 果実
- 果重は7〜9g位の大果で、果形は長心臓形、果皮は黄色地に鮮紅色の着色し、完熟すると全面紅色となる。果肉はやや硬く多肉で果汁多く、甘酸適和の風味を有し味濃厚で品質優良である。日持ち性も高く、生食と加工の両用に適する。
- 熟期
- 福島市では「南陽」よりやや遅く、6月下旬頃である。
- 樹性
- 樹勢は旺盛で、樹姿は成木になると開張して、極めて豊産性である。授粉樹には「高砂・紅さやか・紅てまり」等が適している。