紅さやか
紅さやか(べにさやか)BENISAYAKA

- 来歴
- 山形県園芸試験場が「佐藤錦」×「セネカ」を交配育成し、平成3年に種苗法品種登録(平成21年登録期間満了)された早生種で、この時期としては大果の品種である。
- 果実
- 果重は5〜7g位で大きいものは8gを超える。果形は短心臓形、果皮は鮮紅色に着色する。果肉は赤肉で硬さは中位、甘味はやや多く酸味少なく果汁が多く、この時期の品種としては品質良く食味が優れている。
- 熟期
- 育成地では「セネカ」とほぼ同時期で、福島市は6月上旬頃と思われる。
- 樹性
- 樹姿はやや直立性で樹勢はやや強い。開花期は育成地で「佐藤錦」より1〜2日早く、本種の授粉樹には「佐藤錦・ナポレオン・紅秀峰」が適する。