紅りょうぜん
紅りょうぜん(べにりょうぜん)BENIRYOZEN
- 来歴
- 福島県の菅野幸男氏の育成で、昭和62年に種苗品種登録(登録期間満了)された。
- 特性
- 果重は100〜150g位の大果、果形は扁円形、果皮は全面紫紅色に着色して外観が良い。果肉は淡黄色で緻密で果汁多く渋味や苦味もなく、甘味が多く酸味中位で甘酸適和して食味は極めて良好で、日持ち性も良い。福島市の熟期は「大石早生」より10日位遅く7月中旬頃である。樹勢は中位、花粉少なく自家結実性が弱く、授粉樹に「大石早生・りょうぜん早生・サンタローザ」等を混植する。