紅川中島
紅川中島(べにかわなかじま)BENIKAWANAKAJIMAR
- 来歴
- 福島市の畠直七氏が「川中島白桃」の変異樹として発見した着色系で、早期から鮮明な着色し、今後「川中島白桃」に替わる品種として期待される。
- 果実
- 果重は300〜330g位の大玉種で、果形は円形で玉揃いが良い。「川中島白桃」に比較して、果皮の着色期が2〜3日早くから鮮明に着色して美しい。また、裂果・ヒビ割れ・粟粒が少なく無袋栽培でも商品性が高いと思われる。食味及び日持ち性は「川中島白桃」と同じく良好である。
- 熟期
- 福島市では「川中島白桃」よりやや早い8月中~下旬頃である。
- 樹性
- 樹姿、樹勢は「川中島白桃」と同じで、花粉は少ないが、栽培は容易である。