アルプス乙女
アルプス乙女(あるぷすおとめ)ALPS OTOME
- 来歴
- 長野県の波多腰邦男氏が「ふじ」と「紅玉」の混植園にて、偶発実生として発見した“ミニりんご”の傑作品種である。
- 果実
- 果重は40g位のミニリンゴで、果形は長円形、果色は全面濃紅色となり、葉陰の果実も容易に着色する。肉質はやや粗で硬く、糖度は15〜17度、酸度は0.5〜0.6%位あり、甘酸適和で味濃厚である。
- 熟期
- 福島市・長野県は10月上旬頃、青森県は10月下旬頃である。
- 樹性
- わい性で3年生位から結実し、極めて豊産性で無袋・無摘果が出来る。貯蔵力は普通貯蔵で2週間位(長野産)ある。