大核無
大核無(おおたねなし)OTANENASHI
- 来歴
- 和歌山県那賀町の池田晴彦氏が「平核無」の一樹変異として発見した大玉種で、昭和60年に種苗法品種登録(平成15年登録期間満了)された。
- 果実
- 果重は260〜360g位の大玉種で、果梗が長く著しく太い。果形と果色はほとんど「平核無」と同じで肉質も良く、脱渋の難易についても「平核無」と同様である。
- 熟期
- 「平核無」と同時期で、福島市では10月中旬〜下旬頃である。
- 樹性
- 樹姿はやや開張性で大きく、樹勢は強い。葉は極めて大きく、単為結果性は「平核無」と同様に強い。